所長ブログ

社宅の活用①

投稿者: shigeru yamada [ 2008 年 10 月 25 日 ]
カテゴリ: すぐ始められる節税対策

何度かこのブログでもお知らせしてきましたが、今日は夕方から「板橋区立企業活性化センター」という所で、経済産業省による起業家のためのセミナーと交流会があります。

僕も税務相談員として参加してきますので、一人でも多くの起業家の方の疑問に答えられるように頑張ります!!

「起業家にとって何が一番必要か?」とは、よく議論されているテーマですが、「人脈」が重要であることは間違いありません。

起業前からこのような企画には積極的に参加して、人脈の構築と刺激的な意見交換をすることは、起業後に必ず役に立つと思います。

本日お越し頂く皆様、お会いできることを楽しみにしております。

 

では本題です。

今日からは【節税】をメインテーマにご説明していきたいと思います。

税務は「知っているか」「知らないか」によって有利不利がかなりある分野です。

知っているだけで簡単に活用できる節税方法も多々ありますので、このブログを連続して読んで頂ければ【必要最低限の納税】を実現することが出来るはずです!

ちなみに「会社設立に際しての節税方法」は、「法人設立時の留意点」に寄稿済みなので、参考にして頂ければと思います。

では最初は【社宅の活用】についてです。

社宅は会社が用意する役員や従業員の為の住宅ですが、自前物件か賃貸物件かによって取扱いが異なりますし、役員と従業員の違いによっても異なります。

中小企業の場合、なかなか自前物件は難しいと思いますので、今回は【賃貸物件の社宅利用】に絞って御説明します。

社宅の活用は確かに節税に繋がりますが、節税以外にもメリットがあります。

福利厚生として利用することにより従業員の定着率をアップさせますし、募集の際にも有利に働きます。

工業などの場合には地方へ求人募集をすることも少なくなく、その際社宅のある会社は人材の確保がスムーズになりますし、会社近くに社宅を借りることにより、通勤時間を無くし仕事に集中できる環境作りも可能です。

中小企業では「優秀な人材の確保」や「定着率のアップ」、それに「業務の効率化」は重要な課題ですので、社宅の利用によりその実現が図れます。

前節が長くなったので、具体的な説明は明日からにしますね(ごめんなさい。。。)

明日はまず、【役員の社宅利用】についてご説明します。

それではまた明日(^O^)/