所長ブログ

社宅の活用⑤(役員社宅④)

投稿者: shigeru yamada [ 2008 年 10 月 29 日 ]
カテゴリ: すぐ始められる節税対策

今日証券会社から「投資しませんか?」という問い合わせがありました。

26年ぶりの最安値を更新したと思ったら、二日連続で反発して8,000円台を回復。。。

上がったり下がったりと、全く安定しないこの市場では、怖くて投資できません。

もともと投資はやりませんが。。。

「今安いから買い時」という人がいます。

自分の経験や知識で判断し投資する人は問題ありませんが、他人に促されて投資する人は問題があると思います。

「他人が上がると言ったから買った」とか「今安いからきっと上がる」と言うのは、「他力本願」と「素人のカン」ですから、失敗のリスクが読めません。

会社の経営もそうですが、最大限のリターンと最大限のリスクが読めて、初めて的確な判断ができるものです。

僕の知り合いにも、この一月で財産を全て失った人がいますので、「お金を捨ててもいい」という方以外は、冷静な判断をお願いします。

 

では本題です。

今日は【役員の豪華社宅】についてです。

豪華社宅とは、家屋の床面積が240㎡を超えるもので、会社が支払っている賃料の額や内装その他の設備等の状況等を総合勘案して判断された社宅です。

また、その貸与されている住宅等の床面積が240㎡以下であっても、「プールなどの設置」や「役員個人の趣味嗜好が強く反映されている」などの場合には、豪華社宅として扱われます。

では、豪華社宅の場合の個人が負担すべき家賃金額はいくらになるでしょうか?

答えは【会社が支払う賃借料の額】です。

会社が20万円支払っていれば、そのうちの個人負担額も20万円ということです。

これでは社宅の意味は全くありませんよね?

ですから、会社が社宅を用意する際には、この【豪華社宅】に該当しないように注意して物件を選択して頂ければと思います。

明日は【役員社宅の一部を会社の業務のために使用している場合の、個人の家賃負担額の特例】についてご説明します。

ではまた明日☆