所長ブログ

欠損金の繰越控除の比較

投稿者: shigeru yamada [ 2008 年 12 月 2 日 ]
カテゴリ: 個人事業と法人事業の比較

今日は仕事で渋谷と五反田へ行ってきました。

五反田は僕が東京で初めて務めた会計事務所がある場所です。

街を歩くと当時の記憶が蘇ってきて、初心を思い出すことができました。

先輩とよく行ったラーメン屋や、毎日行っていた書店などは今も変わらずそこにあり、嬉しくなりました♪

 

では本題です。

今日は【欠損金の繰越控除】の個人事業と法人事業とを比較してみたいと思います。

欠損金の繰越控除とは、青色申告をした事業年度に赤字(欠損金)が発生した場合に、その赤字を翌期以降に繰越し、その翌期以降に発生した黒字(利益)と通算できる制度です。

事業開始当初は赤字となる場合も多く、赤字を繰り越すことにより黒字となった事業年度の税金はかなり圧縮されます。

今回の問題は翌期以降へ繰り越しが出来る期間についてです。

法人の場合は、翌期以降7年間の繰越が可能です。

しかし個人の場合は、翌期以降3年間しか繰越できません。

期間が経過すれば赤字が残っていても切り捨てられ、それ以降の黒字との通算は不可能となるため、より長く赤字が繰り越せた方が有利となります。

法人と個人では4年間も繰越期間に差があるため、法人の方が有利であると言えます。

個人事業から法人事業への変更をご検討の場合は、この利点も検討の対象にして頂ければと思います。

明日は【旅費日当】の個人事業と法人事業の取扱いの差異についてご説明します。

それではまた明日(^O^)/