所長ブログ

経営セーフティー共済の活用

投稿者: shigeru yamada [ 2009 年 1 月 23 日 ]
カテゴリ: 決算直前の節税対策

昨日は昔の同僚が税理士試験に合格したので、合格祝いと新年会を新宿でやりました!

働きながらの取得となると、10年以上かかる人もザラにいる資格なので、喜びもひとしおだと思います。

僕も2年前に合格した時には、ホッとしたのを覚えています。

でも僕の場合、税理士試験よりもっと苦労した資格があるんですよね(;一_一)

それは。。。

普通自動車の免許です。

僕の行っていた教習所は無認可だったらしく「ポンピングブレーキ?」すら教習の後半でやっと習いましたし、車庫入れやバックの練習は皆無でした。

というか「無認可」があることすら知りませんでしたし。。。

試験も府中の運転免許試験場で免停になった人達と一緒だったので、とても厳しかったんですよ(泣)

結局府中では落ちまくったので、長野に戻って再チャレンジ!

タクシードライバーの自分の父親に教官になってもらい練習を繰り返し、やっとの思いで合格しました。

「教習中」というダンボールをナンバープレートに貼り付けて街中を走ったので、高校生に笑われたのを覚えています。

本当に苦労したなぁ。。

そして結局東京にいるので運転はせず、すっかりペーパードライバーになってしまいました。

いつか運転する日が来るかなぁ。。。

では本題です。

今日は【経営セーフティー共済を活用した節税】についてご説明します。

経営セーフティー共済というのは「独立行政法人中小企業基盤整備機構」というところが販売している共済なのですが、中小企業にとって心強い制度です。

これは取引先が倒産した場合や、手形の不渡りによる損害を被った場合に、積み立てた金額の10倍(被害を被った金額を限度)までを、無担保・無保証人・無利息で借り入れることができる制度です。

中小企業は資金繰りに余裕がないところが多く、取引先の倒産が引き金となって「連鎖倒産」なんてことも多々あります。

この共済はその「連鎖倒産」のリスクを軽減してくれる制度です。

しかも掛け金は全額経費なりますし、年払いも可能なため決算直前でも利用可能です。

一年間に支払える上限は96万円と決して多くはありませんが、節税とリスクの軽減を同時に実行できる有効な手段ですのでおすすめです。

またこの共済はいわゆる「掛け捨て」ではありません。

40か月以上積み立てた場合には、解約時に全額が戻ってきます。

また取引先の倒産以外にも借り入れが受けられます。

解約手当金の95%以内で借り入れが可能で、年利は1.5%です。

一年間の短期ですが、急な借り入れが必要な場合には重宝します。

このように【経営セーフティー共済】はとても優れた制度ですので、是非ご加入を検討してみては如何でしょうか?

下記にセーフティー共済の紹介URLを添付しておきます。

http://www.smrj.go.jp/tkyosai/index.html

次回は【貸倒損失】についてご説明します。

それではまた明日(^O^)/